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れーとーびーむ -Blog-

できれば有用なことを書きたい。

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1行の長さ

俺はまだ迷っている。
ノベルゲームのテキストの表示方法の話。
テキストウィンドウを画面いっぱいに表示するのか、
それともギャルゲーのように画面下部に小さめに表示するのか。

ブログの記事をいくつか書いて気付いたことがある。
読みやすい文章を書くためには1行の長さにまで気を配らなければならないのか。
これは思った以上に難しい話だ。

段落というものがある。
一つの内容を綴る複数の文をまとめ(ときに1文で)、改行して区切る。
これが小説における「よい文章」のルール。
しかし、すべての文章にこのルールが適用されるわけではない。

 たとえば、このブログ。小説のように詰めて書いてみようか。俺のブラウザでは1行は38文字。ちなみに、小説家が使う原稿用紙は1行40文字。今のこの記事だと1文が短いから、そろそろ段落を打ってもいい頃だけど、小説を書くなら文の長さもいくらか長くなると思う。という感じで、この段落は4行くらいになったかな。
 どうよ?まあ、俺も少しでも読みやすくなるように時間をかけてHTMLやらCSSやらを弄って表示を調整したから、そんなに読みにくくはないと思うんだけど。たとえば1行の高さは2倍にしたし、字間を1ピクセル空けた。しっかしWEBページってのは、そうやっても「読みやすいページ」にはなかなかならないんだよな。
 昔どこかで読んだけど、PCの画面ってのは幅が広いから、ページの幅をいっぱいに使うと目の左右の移動量が大きくなって、読むのが大変になるらしい。実際そうだ。だからこのブログは幅を(今測ったところ)980ピクセルにしていて、ブラウザの幅がそれ以上広くても左右に余白ができるだけだ。記事の表示領域となると、幅はもっと狭くなる。
 しかし、そういう配慮はするけれど、実際は他所のサイトやブログを見てきたって、1行をいっぱいに使って書いているサイトってのは少ないし、あったとしたらなんか読みにくい。そう、わざわざ改行を打って行を短くしているのだ。

WEBサイトにおいては「段落」というルールにこだわってはいけないねえ。
意味段落の途中でも、たとえ文の途中であっても、
それなりの幅になったら改行するのが、読みやすいサイトやブログのコツなんだ。
たとえば俺は、一文ごとに(長い文ではそれ以下で)改行し、
意味段落の区切りでは1行空けることにしている。

ところで俺は、自称小説家としてWEBサイトにおける「よい文章」を書けるのか?
ノベルゲームのとある先輩様のブログを読むにつけ、
彼の絶妙な1行の文字数に感激する。
だって、1行の文字数を考えて計算しながら書いたとしか思えないんだもの。
そして俺のこの、とりあえず区切っただけの文章に絶望する。
世の中にはすごい字書きがいるもんだなー(棒)

まあ彼に勝てなくてもいいから、俺も頑張りますね。

さて。ブログはまだいい。1行に38文字もあるのだ。・・・ラノベってどのくらいだ?
で、スマホ向けノベルゲームだともっと少ない。
作者にもよると思うが、全画面テキストのとある作品は26文字、
画面下部テキストのとある作品は28文字だった。

そして行数の問題も。
画面下部テキストのその作品は、5行しかない。
5行といっても、びっしり使うわけではない。
ギャルゲー風だから会話メインなわけだけど、そうじゃなくて
描写とかしてたら5行なんてすぐいっちゃいそうだな・・・

つまり、読みやすさを考えれば1行の文字数や行数を考えながら書かなければ。
ページ送りすると前の文章が見えなくなってしまうノベルゲームなら、
なおのことだ。
もちろん区切りすぎるとテンポが悪くなったり、かえって読みにくくなる。
きっと作者たちは工夫してるんだろうなあ。

ケータイ小説。一時代を築いたが、あれはきっとすごいんだな。
当時のガラケーじゃ、1行は15文字とか、せいぜい20文字なんだぜ。
そんな1行が短い媒体でも読みやすくなるように工夫されていると聞いた。
普通に書いてたら1文だけで簡単に何行もいっちゃうんだろうな。
ちなみにこのへんの文章は、行の幅を文字の高さの20倍にしている。
1文の文字数はほかの部分と同じくらいなんだけど、
こうやって表示してみると読みやすさが違うと思う。

ラノベとか、ノベルゲームとか、もちろん内容が大事だし、
面白い話を書くのは難しいんだけど、読みやすい文章ってのも
大事なんだな、と思った今日この頃である。

しかも、1行の文字数に合わせて工夫するってことは、
書く文章自体変わってくるってことだろ!?
そんな文章が書けるなんて、信じられねーぜ。
とりあえず俺は、書きながら考えることにする。

なあに、まだプロット書いてる段階なんだぜ。
まだいくらでも変えられる。
てか、本書きに入るまで、1文1文など考えちゃいない。
書きながら、先輩の作品でも読みながら、ノウハウを見つけていこうと思う。

ああ、1文が長くなりがちなら、全画面テキストにしたほうがいいのかな・・・
楽そうだしただ今の発言は不適切でしたので、取り消します。

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ゲームとPCと可愛いポケモンを愛する厨房のようなオッサンのような、とにかく男。

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